映画みた:ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密


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火災報知器の点検で上映開始が15分以上遅れているので書き始めてしまったが、ちょうど案内されたので行ってくる。先週の公開からマッツ・ミケルセンいいぞツイートを心做しかよく目にする。ちなみにファンタビ全部見てるはずだけど中身は全く頭に入ってない。がんばるぞー!

 

--- ここから観終わったあと ---

 

予告編ナシでNO MORE映画泥棒→本編!めずらし〜。私はある程度予告編を楽しみにしているから1,2本でも流して欲しいけど、実際有り・無しでどっちが好まれるんだろうね?と思った。

 

エンドロール最初にかかる Gregory Porter / Heaven が完璧にまとめてくれた。

"血の誓い"っていう、誓った相手への裏切りを想像しただけでも持ち主を締め上げる鎖がでてくる。これを身につける場所なんだけど、ダンブルドアは手首、グリンデルバルドは首。作中で想いを語らない側のグリンデルバルドがより致命的な身体部分に身につけているのが二人の誓いを補強していてベリベリグッドです。

全体的に良かった🙆‍♀️!という感想だがなぜそう思ったかというと、ハリー・ポッターシリーズにたまにある汚え系ジョークが無かったからかも(トロールの鼻水に杖ベチャーとか…ナメクジ吐くとか……)。主人公たち大人だしファンタビでは意識してるのかな。ハッフルパフに3点!も聞けたし満足。

私としてはほくほくした余韻を味わえたが、ラストのダンブルドアの表情が長くうつるところが一番いいシーンだな〜って思う。そこそこ穏やかでない表情に心のなかで(そりゃそうだよな)と思いながらエンドロールで Heaven。いやーこんな主人公してるダンブルドア先生好きになっちゃうよー!

映画みた:映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021

 これを観た大人全員が(タイミング……)と思ったことだろう。

 


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 YouTubeの予告の10秒くらいまでが映画の冒頭。最初の登場人物紹介を兼ねた導入と待ってましたと言わんばかりの「ドラえも〜ん!」。逆光のシルエットでやたらめったら神々しいが、この映画で最も神々しかったのはドラえもんではない。しずかちゃんだ。沈んだ宇宙船の中でスモールライトの効力が切れ、船内…いやスクリーンの枠の中でぐんぐんともとの体の大きさに戻るシーンの破壊力たるや……。目の前で狭そうにみちみちになっている巨大しずかちゃん。うう。

 こればかりは物理的な大きさが大事で、ネット配信がはじまりPCやスマホの画面サイズで見てもドキドキするわけないだろのび太さんのバカ!!!来年のしずかちゃんがどう来るかお楽しみである……。

映画みた:好色日本性豪夜話

 

 1971年(昭和48年)のピンク映画で実写とアニメーションが混ぜ混ぜされてるのが特徴。

 一寸法師かぐや姫が結婚、かぐや姫が月に帰ったあとに出会う鶴の恩返しの鶴と家庭をもつまでの話。闇鍋。

  • 冒頭、現代日本では…バナシがあるが現実に戻ることはない
  • アニメーションがカクカクで数秒静止画のシーンまである
  • 一寸法師が強すぎる
    • 3人の鬼を楊枝何振りかで降参させる
  • 一寸法師と助けた姫の翌朝「おい、姫!」「お嫁に行くわー!」なにこれ
  • かぐや姫、ギターを弾いている
  • 庭のお花の妖精?がバレエを踊っている
  • 山姥≒サキュバス
  • ハニトラかかったかぐや姫の旦那候補を魚に変身させる魔法→地面に魚が落ちてる笑
  • 村長?カエルの陶器の置物にされている
    • カエルの置物アップの静止画でセリフが流れる。シュール
  • レベルの低い煽りに乗って落とし穴にかかる意外とちょろい山姥
  • ちんちんをもとに戻すには協力してくれるおなごが必要とのこと
  • かぐや姫、間男つくりまくり
  • 山姥の宝物は効果アリ
  • かぐや姫「月でうまれたの 月に帰らなくてはいけませんの」婆「宇宙人!?」
  • 「幸せってなに」←この歌の中毒性…………
  • 一寸法師の宿を特定して迫る鶴
  • 風俗でデカいと言ってもらって自信満々になる一寸法師
  • 「幸せってなに」
  • 宝物を滝に投げ入れるとアニメーションを実写の上に重ねてぴかぴか
    • ここの一瞬、(あ、この表現すごい)と我に返る瞬間だった

 生きてる間にもう一度みられるのだろうか?歌だけでも正体を知りたい。RollOut?みたいな名前で最初にクレジットされていたような……。

映画みた:ガガーリン


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- 団地の中→水色、団地の外→オレンジ色。

 立ち退きの日、まだ残る住民とこれから出ていく住民がお別れするシーン。これから出ていく住民がオレンジ色の傘をパッと広げて去っていく。まだ残る住民の傘は水色。ここで気づいた。

 同じく立ち退きの日、主人公はオレンジ色の服を着ている。暗いところにいるのもあるがかなり暗めのオレンジにみえる。団地から去ることを一度は受け入れている心情。でも、そのあとラストの衣装まで一度もオレンジ色の服を着ていなかったと思う。

 最後にビビッドなオレンジの衣装になったのはどういう気持の変化?

- どこから夢?

 最後の最後、発射音に聞こえるのは爆発で建物が崩れる音で間違いないでしょう。爆破解体の実際のビデオが何個か挟まれるが、上下逆転したら建物が発射しているように見えたりして?


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 ……ちょっと見えるかも(笑)

木村屋のサンドイッチ

 美味しいものを食べると真似して作りたくなる。

 「これは自分で作ってみよう」と思いながらもぐもぐしていたサンドイッチは銀座・木村屋總本店の平日限定日替わりランチ。

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木村屋の日替わりランチ

 帰路スーパーに立ち寄り、ヤマザキのふんわり食パン(スーパーの食パンでは一番好き)、レタス、トマトなんかを買ってこのサンドイッチを再現する。しかしいざ食べてみると、なんだこれさっき食べたサンドイッチじゃない!全く!!中身は一緒なのに。

 パンはこの際仕方ないとして(さすがふんわりしてたけど)、ツナは水切りが甘いし、パンにマヨネーズを塗ったけどどうも様子が違う。がっかり。

 よそでサンドイッチを食べるとき、パンの端っこが乾燥しているな、とか、卵のタルタルの味が濃すぎるな、とか、そういうポイントがあるものだ。だけど木村屋のサンドイッチは違かった。一点の曇りもない完璧なサンドイッチ……。故に真似して作って食べてみたいという気が起き、しかしそのクオリティを再現する難易度に気が付かず、一人で勝手に大爆死した。

 こんなにシンプルな料理なのに足元にも及ばない現実に再チャレンジする気力すら失せ、さながら木村屋サンドイッチに"理解"(わか)らせられたのだが。よく見たらデザートに桜餅とホイップクリーム、いちごって何たる取り合わせ。とっても美味しかった。なんせ彩りもカワイイ。

 また食べに行こう……。